前回の猫背の話の続きなのですが・・・
肩の骨が前に出ている姿勢のゆがみがあります。
【巻肩(まきがた)】と呼んでいます。
デスクワークで特にパソコンを長時間されていて、手先しか動きの変化のないお仕事の方に特に多いようです。
肘や手首にも負担がかかるので、その部位の関節のゆがみも出てきます。
ですから、肩や頚のこりが酷くなりやすいタイプのお仕事と言えます。
肩の前側には、胸筋、脇腹の筋肉、腕の屈曲筋群、鎖骨下の筋肉などが付いているため
同じ前かがみの姿勢を続けていると、これらの筋肉が慢性的に凝ってくるので、前かがみの姿勢が定着してきます。
良く言われることですが、
こまめに伸びをして、筋肉の緊張をとってあげることがその予防になります。
伸ばして、気持ちいいほどに身体をひねってみると、より効果的なストレッチです。
でも、『身体が硬すぎてなかなかストレッチもできない(汗)!!!』
という方のために、整体を利用することはとても有効だと思います。
フェールラヴィの骨格整体でよくしていくには、手順が一番大切だと感じています。
巻いている肩をまず開いていき、鎖骨の位置を正常値にもどしていきます。そして
左右の開いた肩甲骨の位置を調整していくことで、肩が巻いてくる姿勢にもどりにくくなっていきます。
背中も曲がって、肩も巻いている姿勢が酷いお客様は、この手順を違えてしまうと日常での筋肉の使い方に違和感が出やすくなり、ケガにつながることも考えなければなりません。
ケガにならないようにひとつづつ施術を行うことで
自然に姿勢が保ちやすい、上半身を起こした綺麗な姿勢になっていきます。
スッと頚が長く見えるようになったら・・・慢性的な頚の凝りも解消しつつある証拠です。
ブライダルの方も、ドレスや和服がとても似合うようになりますよ。